
今日の深掘りグルメは、阿久津曲がりねぎ。
独特の曲がった形と、日本一甘いといわれるような甘さが特徴の福島の伝統野菜で、幻ともいわれる阿久津曲がりねぎですが、2025年12月20日の食彩の王国でも紹介されて話題になるかもしれないということで、その阿久津曲がりねぎの産地や特徴や味やお取り寄せ通販情報について調べます。
阿久津曲がりねぎ
今日の食彩の王国で特集される阿久津曲がりねぎは、福島のブランドねぎ。
発祥が郡山市の阿久津町のためにその名が付いたというネギです。
その阿久津曲がりねぎの栽培の始まりといわれているのは、今から100年以上前。
明治時代に始まったという伝統野菜で、現在は、地理的表示(GI)保護制度にも登録されたブランドねぎです。
福島の日本一甘い幻のネギ?
そんな阿久津曲がりねぎの特徴の1つ目は、名前にもなっているような「曲がり」。
夏に一度ネギを掘り起こして斜めに植え替える「やとい」という作業を行うために、弓のように曲がったネギが誕生します。
なお、ネギを植え替える理由は、ネギの白くて甘い軟白部分を多くするため。
元々粘土質で土が少ないという阿久津地域の土でも、ネギを曲げることで軟白部分を確保し、柔らかく甘く育てるという工夫です。
その手法で生まれた甘さは、阿久津曲がりねぎの味の特徴で、旨味成分も糖度も市販品よりもはるかに多く含まれているというデータもある模様。
そのため、「日本一甘い」といわれることもあるようなネギで、市場でも高値で取引されているという高級ブランドです。
一方、その手間暇かかる栽培方法や形による輸送コストの関係から、生産量は年々減少傾向にあった模様。
それに加え、夏に植え替えする必要があるので収穫できる時期も限定されているためにより希少性も高いためか、「幻」といわれることもあるようで、食彩の王国でも「幻の冬野菜」として紹介されていました。
通販お取り寄せ・ふるさと納税
その阿久津曲がりねぎですが、生産量の関係か時期の関係かはわかりませんが、今調べた限りでは通販サイトでのお取り寄せは発見できず。
一方、楽天市場などの通販サイトや産地直送のお取り寄せサイトでは、福島の他の産地で作られている曲がりネギが掲載されていました。
食べチョク(ページ移行後に「福島 曲がりねぎ」で検索すると表示)
(下の曲がりネギは別の産地のふるさと納税の返礼品)
食彩の王国
なお、阿久津曲がりねぎが特集されるテレビ番組は、2025年12月20日放送の食彩の王国。
幻の冬野菜として紹介さ、そのおいしさの秘密の他、農家直伝やフレンチシェフのねぎレシピも紹介されるようです。
